※こちらの商品は受注生産となります(ご注文より2ヶ月以内で発送)
yu-i FACTORY は沖縄で初めてハブ革の鞣し加工から、デザイン・製造・製品化を一貫して行う唯一の LABO です。沖縄県産ハブ革を使った製品であることにこだわると同時に、生態系の維持や資源の保全を考慮し、使用するハブはあくまで駆除作業の副産物として出たものを活用しています。こうした努力と製品の質の高さが認められ、2014年には沖縄県商工会が主催する特産品コンテストで最優秀賞に当たる「県知事賞」を受賞しました。
沖縄で捕れるハブ革の大きさは、一般に知られているニシキヘビ(パイソン)の革に比べ1/3~1/4と小さく、個体数も限られているため大変希少なものとなっています。またハブは緻密に模様が形成されているため表情もハッキリしており小物のデザインに最適。模様も個体により大きく異なり、革の部位によって表情も変わりますので、唯一無二を実感していただけます。
沖縄県には何種類かのハブが生息しており、yu-i FACTORY では主に沖縄本島と久米島に生息するハブを使用しています。模様や色の濃さが生息している地域で異なり、個体によっても違った表情が見られ繊細で緻密。yu-i FACTORY ではこうした模様の特徴を活かしたデザインを行っています。
yu-i FACTORYが使用するハブ革と牛革は、すべてタンニン加工したものです。タンニン・レザーとはお茶の苦みの成分でもある自然素材「タンニン」を使い革を加工したもので、環境に優しく革の風合いも非常によく出ます。ただし加工に多くの日数と手間がかかるため大変高価な素材と言われています。因みに牛革は MADE IN JAPAN の姫路産タンニン・レザーを使用しております。
● 手作業で皮と身をはがします。
● 皮の汚れを落とし3種類の液体に浸け、タンニンがしみやすい状態にします。(約1週間)
● 特殊な技法で骨を身から分離させます。
● 皮を第1タンニン液に浸けます。液を追加しながら皮の状態を見て第2タンニン液に浸けます。(約2週間)
● 骨についた肉片や嫌な臭いを除くため特殊な液体に浸けます。(約2週間)
● タンニンが浸透したか確認し板にピンで張り乾燥させます。乾燥後、再度液体に浸け形を整えながら板張りをします。(約3週間)
● 骨を乾燥させます。
●革や骨が活きるようにデザインをします。
※素材加工から製造・製品化までをyu-i FACTORYが一貫して行っています。
※ハブ革については2008年に東京都立皮革技術センターにおいて、製品化に必要な伸縮性や耐熱性等のテストを行い基準値をクリアしておりますので安心してお使い頂けます。
※「沖縄県産ハブ革を使った製品であること」の証明として、2010年に商標登録を行い「yu-i FACTORY」のロゴマークをすべての製品に刻印しております。
メーカー: yu-i FACTORY